打楽器奏者。2001年楽器の買い付けで初めてブラジル(サンパウロ)を訪問。現地音楽の豊かさに魅了されて帰国。同年、東京在住(当時)のブラジル人ミュージシャン、ダミアォン・ゴメス・デ・ソウザの声掛けでサンバの演奏を始め、ドラムからブラジリアン・パーカッションの世界へ入る。
2005年リオ留学中に歌手Pedro Miranda(ペドロ・ミランダ/当時グルーポ・セメンチ)の紹介でBloco Cordão do Boitatá(ブロッコ・コルダォン・ド・ボイタタ)へ参加。打楽器の講師として来ていたメストリ・トランビッキの門下となり、その後師の紹介でリオの老舗サンバチームG.R.E.S. Unidos de Vila Isabel(ヴィラ・イザベル)のバテリア(打楽器隊)に入会。以来、正規メンバーとしてリオと東京を半年ずつ行き来する生活を送り、現地メディアでもその活動が度々紹介された。2013年のカーニバルコンテストでは所属するヴィラ・イザベルの優勝を経験。
2015年に師であるメストリ・トランビッキを招へい、リーダーバンドであるGrupo Cadência(グルーポ・カデンシア)との共演を果たす。2018年にはペドロ・ミランダを迎えジャパンツアーを開催。全公演ソールドアウトとなる。
2019年にはNelson Sargento(ネルソン・サルジェント)やG.R.E.S.Portela(ポルテーラ)出身の作曲家・歌手 Serginho Procópio(セルジーニョ・プロコピオ)、シンガーソングライターToninho Geraes(トニーニョ・ジェライス)等の来日公演でバックバンドを務めるなど、ブラジルと日本の音楽交流の懸け橋として活動する。グルーポ・カデンシアでの活動の他、東京近郊での打楽器隊の演奏指導やパンデイロをはじめサンバ・パーカッションのワークショップ等も行っている。
上記のアーティストのほか、グルーポ・セメンチ、テレーザ・クリスチーナ、アルフレド・デル・ペーニョ、故オヴィヂオ・ブリト、プレチーニョ・ダ・セヒーニャ等、リオの若手サンバ歌手、ベテラン演奏家との親交がある。