昨夜食べすぎてまだお腹いっぱい、みなみです。
日本でも有名なブラジル料理といったら、シュハスコやフェイジョアーダ、アサイーあたりでしょうか。
このブログでも前に、摩周さんオススメのシュハスコ屋さんについて書きました。
ただ、シュハスコやフェイジョアーダって、観光客向けになっている店が多くて、だいたいお高いんです。特にZona Sul(イパネマやコパカバーナあたり)。
そんなわけで、しょっちゅう食べられるわけじゃないんですよね。
でも、安くて美味しいブラジル料理もたくさんあるんです!
今日は、日本でそんなに有名じゃないけど日本人にも受けそうな、コスパのいいオススメのブラジル料理を紹介したいと思います!
Tapioca タピオカ
日本でタピオカっていうと、若い女性が好きな、ミルクティーなんかに入ってるあの黒くて丸いモチモチしたやつですよね。
でもブラジルで「タピオカ」というと、クレープみたいな見た目の白い食べ物なんです。
それが、こちら↓
原材料は日本でいうタピオカと同じ、キャッサバ芋なんですが、それを粗めの粉にしたものをフライパンで焼きます。焼き始めはサラサラの状態なのに、熱が加わると糊化してくっつき、厚めのクレープのようになります。そこに具をはさんで食べるのです。表面はカリッと、中はモチモチしています。
具は甘い系(バナナやコンデンスミルクなど)からしょっぱい系(チーズや鶏肉など)まで、様々です。バターだけ、ってのもありますが意外にいけます(ただ、ちょっと飽きます)。
わたしのオススメはRomeu e Julieta(ロミオとジュリエット)。ミナスチーズとゴイアバのジャムを一緒に挟んだものです。塩気と甘さのバランスがたまりません。
お値段は屋台でだいたい5レアル程度。
わたしはこれだけでお昼を済ませてしまうことも(モチモチしてて腹もちがいいので)。
Pão de queijo ポンヂケージョ
(ここからの画像はお借りしてます)
こちらは前に日本ですでに流行ったことがある気がします。わたしは小学生ぐらいだったような..
直訳すると「チーズパン」ですが、これもキャッサバ芋を使用したもので、モチモチした食感が特徴です。
パン屋さんだけでなくジュース屋さんやアサイー屋さんにも売っていることが多くて、量り売りのところもあります。ちなみにスタバでも売っています。
語学学校の隣のパン屋さんにあるポンヂケージョが激うまなことがわかって、通った時期もあるほど、大好きなブラジル料理です。
Estrogonofe ストロガノフィ
ブラジルの普段の食事で、米と一緒に食べる料理といったら、フェイジャン(フェイジョアーダの肉が入らないバージョン)かこのストロガノフィ。
日本で一般的なストロガノフとは一味違います。生クリームとトマト(ケチャップ?)ベースのソースで、具は牛肉か鶏肉が多いです。
ブラジルでポピュラーなポルキロ形式(好きなだけ皿に盛って、重さを計ってその分払うというもの)のレストランには、たいていフェイジャンと並んで置いてあります。
ブラジル人が毎日といっていいほど食べるフェイジャンも好きなんですが、ストロガノフィがあるとついそっちを選んでしまいます。より日本人向けな味なのかも。
Feijão tropeiro フェイジャン・トロペイロ
日本で有名なフェイジャンやフェイジョアーダは黒い豆を使ったものだと思いますが、この豆料理はもっと色の薄い茶色い豆を使ったものが一般的。見た目もつくり方も全然違います。
ベーコンやリングイッサ(ブラジルのソーセージ)、キャッサバの粉、卵、コウヴィ(ちりめんキャベツ)などと、茹でた豆を一緒に炒めたもので、汁気はほとんどありません。
見た目はごっちゃ混ぜで正直そんなに美味しそうではありませんが、でも、美味いんです。
これも、ポルキロにあったりします。
Aipim frito アイピンフリット
アイピンとは、リオデジャネイロ方言でキャッサバ芋のこと。
キャッサバ芋のフライですね。普通のフライドポテトとも違う見た目で、もっと大きく切ってあるので中はホクホク、お腹にたまるので満足感たっぷりの一品です。軽くお通しとして頼んだつもりが、これだけでお腹いっぱいになることもしばしば(笑)
5品紹介しましたが、キャッサバ率の高さ(笑)
ブラジル料理を語る上では欠かせない存在ですね。地方によってマンジォッカ、マカシェイラ、アイピンと呼び方が違うのも面白い。
ブラジルに住んだことのある人ならどれも馴染みのある料理だと思います。
お手頃価格なものばかりなので、ブラジルに来られる際には是非試してみてください!
あ、大事なことを言い忘れてました。
今日はVilaのCD録音日。
みなみ