蚊に刺された分だけ思い出がある(名言風)。みなみです。
初めての海外でのクリスマス。
初めての夏のクリスマス。
せっかくなので日本とは真逆のクリスマスを思いきり楽しもうと、イブから2日間Cabo Frioに行ってきました。日本ではあまり有名でない場所ですが、カリオカの間では人気の、ビーチがすごく綺麗な地域です。リオから車で3時間ぐらい。
見てください、この青い海!青い空!
クリスマスですよ、これで。
リオに着いたときはイパネマやコパカバーナの海に感動したけど、もうね、ここの海を見た後は綺麗に見えない!
ってぐらい綺麗なんです、Cabo Frioの海は。
今回はこの地域出身の友だちの実家に滞在させてもらいました。
クリスマスって、日本では(特に最近は)恋人や友だちと過ごす傾向がありますが、敬虔なキリスト教国のブラジルでは家族と過ごすのが普通。逆に、新年は恋人や友だちとパーティーして迎えるのが一般的。日本と逆ですよね。
クリスマスイブの朝から買い出しに行ったり料理を用意したりと、1日かけて聖夜の晩餐に向けて準備して、夜には一族が集まって、テーブルいっぱいの料理を囲んでお祝いします。
遅めの時間に始まる晩餐を待ちきれない男たちは、もう先にビールを飲み始めていました。
ええ、わたしもそこに混ざりました、悪しからず。
さて、出来上がったお料理がこちら。
たっぷりのファロッファにカラフルなアホース(米)。鶏のエンパダォン(パイ包み)。
お肉コーナーは七面鳥、豚塊肉、お昼のローストチキンの残りという充実ぶり。
さらに魚もあります、ポルトガル名物のバカリャウ(鱈)と野菜の煮込み。
デザートは、チョコレートケーキに甘〜いプリン2種、レモンメレンゲタルト、たっぷりのフルーツ。初めて食べたハバナーダ(シナモンたっぷりのフレンチトースト)が美味しかった。
食べ終わる頃には0時近くに。超ざっくりなカウントダウンで日付が変わると、みんな一人一人ハグしながらFeliz natal!!と挨拶します。
そして子どもたちが眠い目をこすりながら待ちわびたプレゼントタイムも。
この子どもたちが本当に可愛い。
男の子たちはやんちゃなくせにシャイ。
お姉さんなビアは、出会ってちょっとすると何も言わずに隣に座ってわたしの髪の毛を触り始め、心鷲掴みにされました。
ひと通りはしゃぎ終わった子どもたちが寝静まると、大人たちは町の中心部であるフェスタへ出かけました。わたしは、さすがに疲れていたのでそれはパス。
そして翌日クリスマスは快晴。あっつい。
ということで、いざCabo Frioの海へ!
実は冒頭の画像はこの日に撮ったもの。
人は結構多かったけれど、砂浜から水までの距離が長いので案外ゆったりしてました。
そして水の透明度といったら!
砂の白さといったら!
まばゆいんですよ、ほんとに。
それに、波がそんなに高くなく、遠浅なので、溺れる心配も少ないのが嬉しい。
プカプカしながらあれ、今ほんとにクリスマス?って何度も疑いました(笑)
帰ると子供たちは家のプールで遊んでいました。
ケーキやマンゴー(もちろん0円)を味わいつつ、残りの午後をゆったりと過ごしました。
というわけで、ブラジルでのクリスマスはこんなかんじでした。
どこの馬の骨かもわからないようなわたしを、みんな自然体のまま家族の集まりに受け入れてくれるブラジル人の懐の深さには再三感動します。
だからブラジルが好きだ!
みなみ