リオから帰ってきてから風邪がなかなか治らないぱぴこです。ブログ初登場。
少し時間が経ってしまいましたが先日、ブロッコ2回目となるリオ遠征プロジェクトQuer Swingar Vem Pra Cá@Carnaval do Rio2019を終えて、メンバー一同無事にリオから帰ってきました。
今回はそんなリオでの話を少しだけ。
飛行機で丸一日かけてようやく、アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港へ!!
飛行機から降りたら曇り空だったためか前回よりは暑さは控えめな印象でしたが、それでも暑い…。
ブロッコリオ支部代表であり、摩周さんの親友で、トランビッキ先生の娘婿のジョナッチが迎えに来てくれているためすぐさま空港出口へ。この時、前回の本番で着たメストリシャツを自分だけ着ていました!
前回、空港出口でジョナッチがブロッコのシャツを着て迎え入れてくれたのを覚えてたので、単独で着てみました(笑) 久しぶりに再会できたジョナッチ!また会えて嬉しかった。
手配してくれたバンに乗って前回の滞在でもお世話になり、今回もお世話になる摩周さんの師Trambique先生の家へ向かうためVila Isabel地区へ。
移動中、外の景色を見ると車の渋滞がすごい中でお菓子(みたいなもの?)を抱えて売っている人や、(どうやってそこに書いたのか謎な)足の置き場のない橋の欄干の落書きを見て、あぁまたこの地に来れたんだなぁと実感して、時差ボケで眠いはずの目を開いて眺めていました。
しばらくしてようやくVila Isabel(ヴィラ イザベウ)地区に入り、そして先生の家へ到着。荷物を下ろしてトランビッキ先生の奥様のチア ノルマへ挨拶。チアも変わらず優しくて素敵な人でした。
チアが作ってくれたフェイジョアーダを食す。実はこれがリオに来た楽しみのひとつ。
夜には初めて入るVila Isabelのクワドラ(練習場)の中へ!!
シュハスコとパゴーヂが行われている中へ入らせてもらいました。そしたらなんと、VilaのMestre Macaco Brancoに会えました!!
結構夜のいい時間だったにも関わらず、ご近所らしき沢山のバテリアの方々が集い、おしゃべりしながらホーダをしてる様子に、地域のコミュニティが色濃く現れているのを感じました。
3月2日、本番前日エンサイオは先生の家の前で!雨が降ってきたのでジョナッチや友人のアンデルソンさんたちが急遽シートを張り屋根の下でエンサイオをしました。(ブラジル人の手際の良さに驚き。)
近所の子供たちやショカーリョのカチアさんなど続々と来てくれてとても楽しかった。
摩周さんの親友で、Vilaのヂレトールのマンゲリーニャさんも来て指揮をしてくれたりと気が引き締まるエンサイオになりました。(マンゲリーニャさんの真剣な表情は本当に迫力があった笑)
3月3日の本番では、リオに来てた日本人の方々を含め地元の大勢の人が見に来てくれて嬉しかった。
昨年よりも多くのVila Isabelのバテリア(打楽器隊)の方々が演奏してくれたり、カチアさんと一緒にショカーリョを振れたり、摩周さんが尊敬しているというヂレトールの方が摩周さんと並んで指揮をして下さったりと胸が打たれっ放しでした。
本番直前に当日の会場場所である公園が急遽変更(Vila Isabel地区の中であることに変わりはなかったけれど)になったり、PA車が時間になっても中々来てくれない(めっちゃ遅れて来た。笑)というハプニングもありましたが、とても楽しかったです!!!
帰宅してからはシュハスコとパゴーヂが始まり大盛り上がり!
体調もだいぶ落ち着いていたけど、ジョナッチとリオメンバーのダニーロやトンなどが心配して家族部屋(家族や親戚の方たちがくつろいだりしてる部屋)で休ませてくれるなんてこともありました。
トランビッキ先生の孫のトンから「日本語で数字はどう数えるの?」と、ブロッコメンバーのみなみを通じて聞かれて教えたり、逆に妙な歌を教えられたり、ぱぴーこぱぴーこと呼んでくれたりと、本当に楽しいひと時でした。
帰国する夜、荷物をまとめて家族の方々にあいさつをして空港へ出発。
空港へ向かう道中、なんとアリソンに遭遇!見送りに一緒に空港へ行ってくれました。嬉しすぎるサプライズ!!
(※アリソンさん:トランビッキ先生の長男でパーカッショニスト。現在Diogo Nogueiraのバンドのレギュラーパーカッショニスト。)
本当に濃密な一週間だったなぁ。
余談だけど、ある朝起きて、ジョナッチと朝食のパンとハムとチーズを買いに歩いてると、摩周さんとジョナッチが並んで楽しそうに話をしている後ろ姿を見て、朝っぱらからなんだか込み上げてくるものを感じたり。たぶん2人のこれまでの時間?背景?のようなものが見たのかな。
まだまだここに書き切れてないことも沢山あるけれど、
トランビッキ先生が良く言っていた”サンバに国境はない”というのを再び体感できたのではと思えます。
私たちを受け入れてくれたTrambique家を始めVila Isabelの皆さん、本当にありがとうございました!
そして、今回のために協力して下さった皆さん、本当にありがとうございました!
来年もこの繋がりを更に強くしていきたいと思っています。これからもどうぞ宜しくお願いいたします!
Muito Obrigado!!!!!